【最大9,000万円】中小企業新事業進出補助金とは?第2回公募が開始!
お知らせ
2025.10.03
中小企業の新規事業を後押しする大型補助金
中小企業が日本経済を支える存在であることは言うまでもありません。
しかし、既存事業だけでなく新規事業に挑戦するには、資金面の負担やリスク が大きな壁となります。
こうした課題に対応するために創設されたのが、中小企業新事業進出補助金 です。
2025年9月12日、第2回公募要領が公開され、関心を集めています。
👉 詳細はこちら
中小企業新事業進出補助金 公式サイト
中小企業新事業進出補助金の概要
この補助金は、中小企業が既存事業とは異なる新たな分野へ挑戦する取り組みを後押しします。
新市場参入や高付加価値事業への転換を支援し、企業規模拡大・生産性向上・従業員の賃上げにつなげることが目的です。
補助対象者
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中小企業者
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従業員300人以下の一定の法人(農事組合法人、労働者協同組合、公益法人など)
補助金額
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最大9,000万円
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従業員数や「賃上げ特例」の要件に応じて上限が変動
中小企業補助金としては非常に大規模であり、これまで実現が難しかった新規プロジェクトや投資にも対応できる点が注目されています。
申請から支給までの流れ
補助金の手続きは以下のプロセスで進みます。
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公募開始
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電子申請
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審査・採択
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交付申請
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交付決定
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補助事業の実施
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実績報告
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確定検査(交付額の確定)
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補助金請求
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補助金支払い
事前に必要な準備
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GビズIDプライムアカウントの取得
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一般事業主行動計画の策定・公表(次世代育成支援対策推進法に基づく)
特に「一般事業主行動計画」の策定は見落としやすいため、早めの準備が推奨されます。
補助金活用のメリット
この制度が注目される理由は以下の通りです。
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大規模投資に対応可能
最大9,000万円の補助で、新規事業や設備投資を大胆に実行できる。 -
DX・デジタル化の推進
新規事業だけでなく、デジタルツール導入や業務プロセス改革に活用でき、経理を含むバックオフィス業務効率化にも直結。 -
人材確保・賃上げを後押し
賃上げ特例を活用することで、処遇改善や人材強化の基盤づくりが可能。
まとめ
中小企業新事業進出補助金は、既存事業の延長線上ではなく、未来を切り拓くための新たな挑戦を資金面からサポートします。
特にDX推進やデジタル活用を通じた経理・業務効率化に取り組みたい企業にとって、大きなチャンスとなるでしょう。
「自社の成長戦略を形にしたい」と考える経営者の方は、ぜひ制度の詳細を確認してみてください。
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補助金や税制改正は毎年内容が変わるため、正確な情報収集と早めの準備が成功のカギです。
当法人(税理士法人エヌズ 財務支援部)では、中小企業の補助金活用や業務効率化支援に関する最新情報を発信しています。