【11月上旬公募開始】中小企業省力化投資補助金で実現する“人手不足からの脱却”とDX推進
お知らせ
2025.11.05
人手不足・コスト上昇・業務負担増――
中小企業にとってこれらの課題を乗り越える鍵は、「DXによる省力化」です。
その取り組みを強力に後押しするのが、まもなく第4回公募が始まる
「中小企業省力化投資補助金(一般型)」。
AI・ロボット・IoTを活用した業務自動化を支援し、
**“現場起点の生産性向上”**を実現します。
省力化投資補助金とは?―中小企業のDXを支える国の支援制度
「中小企業省力化投資補助金」は、人手不足や生産性の停滞といった課題を抱える中小企業に対して、
省力化・自動化のための設備・システム導入を支援する補助金制度です。
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対象者:中小企業・小規模事業者
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対象投資:AI・ロボット・IoT・デジタルシステム・自動化設備など
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目的:生産性向上・人手不足対策・業務効率化
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第4回公募開始予定:2025年11月上旬
👉 詳細はこちら
中小企業省力化投資補助金 公式サイト
【事例①】製造業:AI検査×ロボット導入で30%の省人化に成功
🧩 導入前の課題
食品製造業の現場では、検品・箱詰めを人手で行っており、
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不良品の見逃し
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長時間労働の常態化
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人件費増加
が深刻化していました。
⚙️ 導入内容
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AI自動検査システム+自動箱詰めロボットを導入
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製造ライン最終工程を自動化し、品質チェックから梱包までを一貫化
🚀 導入効果
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不良品率が大幅に減少し、品質が安定
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約30%の省人化を実現し、生産性が向上
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検品担当者を別工程に再配置し、全体効率も改善
結果:DX投資が労務負担削減と利益率改善の両立を実現。
【事例②】卸売・小売業:無人搬送車と自動倉庫で物流DXを実現
🧩 導入前の課題
倉庫内のピッキング作業に時間がかかり、
誤出荷や従業員の負担増が経営課題に。
⚙️ 導入内容
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**自動倉庫システム+無人搬送車(AGV)**を導入
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作業者は所定位置で確認・仕分けのみを担当
🚀 導入効果
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作業者の移動時間を大幅削減 → ピッキング効率40%向上
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誤出荷がほぼゼロに
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顧客満足度・取引継続率も上昇
結果:物流現場のDX化で“ヒトが減っても回る仕組み”を構築。
補助金活用のカギ ― 経営課題を「DX計画」として整理する
省力化投資補助金は、単なる設備投資ではなく**“経営改革”を支援する制度**です。
申請の際は次のポイントを押さえておきましょう。
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自社の課題を明確化(例:人手不足・誤出荷・検品不良など)
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業務プロセスを見える化(DX視点で改善余地を分析)
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補助対象機器の適合確認(登録済み製品・ITツールを確認)
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GビズIDを早期取得(申請時に必須)
経理・販売管理・在庫などバックオフィスの業務効率化も対象になりうるため、
現場と管理部門の両面からDXを進める好機です。
最後に:省力化投資は“攻めの経営”への転換点
人手不足は待っても解決しません。
だからこそ、**「省力化投資 × DX × 業務効率化」**の3点セットで、
今のうちに生産体制を再構築することが不可欠です。
第4回公募(11月上旬)は、中小企業にとって2025年度の最後の大型チャンスになる可能性があります。
準備を早めに進め、持続的成長に向けた第一歩を踏み出しましょう。
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